医療法人ERC 海老名呼吸器科クリニック Ebina Respiratory Clinic

読みぐすり

呼吸器疾患とインフルエンザ

pic02.gif 新型インフルエンザの流行が始まりました。インフルエンザの症状は、38度後半くらいの高熱が、強い喉の痛み・頭痛・関節痛等と一緒に急に起こってくるのが特徴です。最近、新聞・テレビなどの報道で「喘息等の呼吸器疾患のある方は重症化しやすい」といわれているのを聞いて心配になられる方がいらっしゃいます。「インフルエンザ」は、新型も従来の季節性の型も、喘息やCOPDといった慢性の呼吸器疾患をお持ちの方は確かに重症化しやすい傾向があります。だからといって他の人より「かかりやすい」という事はありません。しかし他の人以上に予防に気を使う必要はあります。日頃の手洗いやうがい、不要不急の人ごみへのお出かけは控え、出かけるときはマスク着用。8月末時点で新型のワクチンの接種時期などは未定ですが、可能になれば早めに接種を。突然の発熱が出たら、あわてず電話連絡の上来院してください。なによりも日頃の喘息・COPDの治療を継続することが大切。日々の治療の積み重ねが、インフルエンザにかかっても持病を悪化させない・合併症を作らないことに結びつくのです。

平成21年9月掲載